デイケア

デイケア “ラ・ヴィー” ~歩みを共に~

 ラ・ヴィー(la vie)とはフランス語で生活や命という意味です。病気や障害を抱えながらも地域に暮らし社会に参加して活き活きと生活するのをサポートすることを目指しています。

デイケアについて

 デイケアの大きな特徴は「集団(グループ)」ということです。精神科でも、それ以外の診療科でも集団を利用することはあまりありません。

 集団であることのメリット

・診察やカウンセリングと比べて長時間(1日6時間)、高頻度(最大週5日)で利用することができます。
・精神科に通う他の人たちと出会うことができます。
・社会参加の第一歩となります。

 デイケアは統合失調症や双極性障害、うつ病などの病気療養中で社会参加がままならない方の足掛かりとなります。

 日中に活動する場ができることで、生活リズムや体力・体調が改善していきます。プログラムを通して病気や障害、生活について、利用できるサービスなど様々な情報や知識を得ることができます。

 同じような立場の仲間や先輩に出会うことや、様々な経験を通して病気や現在の状況から生じる「孤独」や「不安」、「生きづらさ」が和らいでいきます。

 最初の一歩は不安でチャレンジが難しいことも多いものです。デイケアには看護師や精神保健福祉士といった専門職のスタッフがおり、みなさんをサポートします。あまり気負わずに自分の居やすいやり方から始めてみるのもひとつです。

 まずは場所と人に慣れることを最初の目標にすると良いでしょう。

デイケアに慣れてくるとどんどん世界は広がります。プログラムが楽しめるようになってくる、人との交流が苦にならなくなってくると活動の幅が一気に広がります。

そして、デイケアはそれがゴールではありません。責任を負うことがやりがいに感じられるようになる、他にも何かチャレンジしても良いかなと思える、なんとなくデイケアが物足りなく感じてきた時は次のステップへ進む準備が整ったサインです。

就労を目指して就労支援を始めたり、資格の勉強をしたり、地域の活動に参加するなど、デイケア以外にも新たな居場所ができてきます。

デイケアから自分らしい“生活”を広げていきましょう。

午前午後

指の体操、早口言葉、文字探しなどゲーム感覚で認知機能を刺激します。

近所を2~3㎞散歩します。ショートコースも選べます。体力づくり、ストレス発散に最適です。

病気や障害のこと、服薬や福祉制度のことなどを学び「生きにくさ」を脱して快適に生活することを目指します。

刺し子やミサンガ作り、塗り絵や絵画などそれぞれ好きな手工芸活動を行います。自分のペースで活動できます。

みんなで一緒に楽しいことを体験します。独りではなかなかやらない様なことでもみんなとだったら試しやすいかもしれません。

近所を2~3㎞散歩します。ショートコースも選べます。体力づくり、ストレス発散に最適です。

皆で企画して皆で実行するプログラムです。話し合いを通して自主性を育みます。

糖尿病や高血圧、脂質異常症など生活習慣病についての知識を深めその対策を実践するプログラムです。

近所を2~3㎞散歩します。ショートコースも選べます。体力づくり、ストレス発散に最適です。

卓球やモルックなど室内でゆる~く身体を動かします。運動の得意不得意関係なく参加できるプログラムです。

実際に卓を囲んで対戦することで、コミュニケーションの足掛かりになるほか、認知機能の向上も期待できます。

のんびり日向ぼっこしながらお喋りをしたり音楽をかけてリラックスしたりと自由に過ごせるグループです。

1週間分の新聞から気になった記事を選んで発表します。自己表現の機会になったり時事ネタで人と話す練習にもなります。

運動不足でなまりがちな体をほぐしていきます。柔軟性や筋力を取り戻すことを目的としています。

対人関係の困りごとをグループで相談してロールプレイを通して対策を実践するプログラムです。

カードゲームやボードゲームなどのアナログゲームをしています。ゲームを通して人と関わる練習をしたり、遊ぶ楽しみを取り戻します。

家で簡単な料理ができるようになることを目指します。料理の基本や調理の手順などを学べます。

生活の中での困り事(病気、家事、対人関係など)をテーマに皆で解決 策を考えたり勉強会を開きます。

CDやMD、スマホなどで自分の好きな曲を持ち寄って順番に聴きながら感想などを話します。好きな音楽を通して対人交流ができます。

ドリルを使って認知機能を鍛えます。定期的なテストをすることで能力の変化を知ることができます。

主にソフトバレーボールや、バドミントン、ソフトボールなど体育館やグラウンドで活動します。スポーツを楽しみながら体力づくりとコミュニケーションの練習ができます。

一日の流れ

 9:30   集合
 9:45   朝のミーティング・体操
 10:00  午前のプログラム
 11:30  自由時間
 12:00  昼休み
 13:00  午後のプログラム
 14:30  自由時間・体操
 15:00  掃除
 15:15  帰りのミーティング
 15:30  終了

利用料

 利用料については各種健康保険が適用されます。障害者自立支援医療制度を併用すると自己負担額が軽減されます。

  国民健康保険・社会保険の方 1回2,480円

  自立支援医療制度利用の方 1回830円(毎月上限額を超えるとそれ以降の窓口負担はありません)

  生活保護受給中の方は窓口での自己負担金はありません

デイケア保険

 デイケア利用開始に伴い、デイケア保険(公益財団法人スポーツ安全協会)に加入していただきます。

 デイケア活動中やその行き帰りの事故などで自分や相手を怪我させてしまった、物を壊してしまった時などに適用されます。詳しくは加入時にパンフレットをお渡しいたします。

 1年度ごとに1,850円(65歳以上1,200円)かかります。

参加申込

見学希望の際にはこちらの電話番号にお問い合わせください。
029―212―7009
月曜から金曜の 9:00~10:00 か 15:30~17:30

プログラム運営中のため、上記の時間帯以外は対応できない場合がございます。ご了承ください。

駐車場・駐輪場の案内

 デイケア利用時の駐車場は以下の通りです。分からない時はスタッフにご確認ください。

見学から本参加までの流れ

  1. 見学申し込み
    見学の日時を約束します。
  2. オリエンテーション
    場所を確認したりデイケアの説明を受けます。
  3. 見学・体験参加
    何度かデイケアプログラムに出ます。
  4. 主治医と相談
    デイケアに通うことに決まったら主治医の意見書を書いてもらいます。
  5. 柵町診療所のカルテ作成
    柵町診療所で診察を受けてもらいます。
  6. 自立支援医療の手続き
    障害福祉課で自立支援医療の申請をしてもらいます。
  7. インテーク面接
    デイケアスタッフとこれまでの経過や参加の目的、頻度や必要なプログラムなどを話し合います。
  8. 本参加

Q&A

お昼は自分で用意するんですか?給食はありますか?
基本的にはご自分でご用意ください。給食はありませんが、就労支援施設『あさひ弁当工房』から弁当の宅配を一回500円で頼むこと(事前予約制)ができます。また、一階の喫茶店『オールマスターズ(これも就労支援施設です)』でお食事することもできます。徒歩5分くらいにコンビニエンスストアがあります。水戸駅までは10分ちょっとです。出かける場合には午後のプログラムに間に合うように13:00までに戻ってきてください。
途中で帰ってもいいですか?
デイケアは6時間の利用が原則です。やむを得ない急用や緊急の体調不良以外は基本的にデイケアで過ごしていただきます。友達に会う、買い物があるなどの用事や、歯医者・皮膚科に行くなどの予約はデイケアが終わってからか別の日にしてください。デイケアの日に予定が入ってお休みするのは構いません。
どのくらい通うことになりますか?
まず慣れるまでに数週間から数ヶ月かかると思います。その人の目的などによって様々です。期間限定で利用する場合もあれば、居場所として長年通う方もいらっしゃいます。
デイケアの行事は無料ですか?
内容によってかかる場合とかからない場合があります。施設利用時にかかる入場料は障害者手帳の利用で割引が発生して無料になることもあります。
病院に通院していなくても利用できますか?
デイケアを始めるのには主治医の意見書(デイケア処方箋)が必要になりますので、利用することができません。

その他、気になることがございましたら見学時にご質問ください。

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